4.雨の日の走り方
| 1. | 雨のしずくにご用心 雨の日には必携の傘。でも、クルマに乗り込むときには邪魔になりますね。 |
スタート前に注意したいのが雨の日に車内に持ち込まれる雨のしずく。特にクルマに乗り込むときに畳んだ傘や洋服についた雨のしずくは、フロアやシートを濡らすのでとても気になります。仕方ないさ、と気にしない人もいますが、運転席のフロア周辺のしずくには注意しましょう。
スニーカーなどの靴底がゴムや皮革製の場合、水に濡れているとアクセルペダルやブレーキペダルを踏んだときに思わず滑ってしまうことがあります。靴底はゴム、ペダルにもゴムが貼ってあると安心するのは早計です。意外と滑るものなのです。特にペダルの端を踏んでしまうと簡単に滑ってしまいます。
| 傘カバーを使って乗車前に雨のしずくが車内に入らないように工夫したり、車内に雑巾を置いてスタート前にフロアや靴底のしずくを拭うように心掛けましょう。わざわざ傘カバーを買ってまで、と思われる人は雨の日にコンビニやスーパーの前に置かれている使い捨ての傘用ビニール袋で代用するのもいいでしょう。 | ![]() 発進する前にペダルをひと踏み、滑らないか確認しましょう |
| 2. | 視界不良にご注意 雨の日のドライブでうっとうしいのはウインドウにあたる雨。視界不良の対策が必要です。 |
| (1) 日頃からウインドウのくもり取り、清掃の徹底を | ||
| 晴れた日には意外に気づかないのがクルマのウインドウの汚れ。雨になるとこの汚れに雨のしずくが付着しやすくなり汚れが目立ちます。これが油の汚れ(油膜)だと雨のしずくと合わさって外からの光が乱反射します。ワイパーでは汚れがこそぎ落とせず油膜を広げるばかりです。日頃からこまめにウインドウはきれいにしておきましょう。 | ![]() とくに夜間は油膜のギラギラが気になります |
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| (2) ワイパーのゴムは定期的に取り替える | |
| ウインドウの清掃と共に注意したいのがワイパーについたゴムの劣化。ゴムは熱とほこり、水によって、ひび割れたり硬化します。ひび割れたり、硬化したりすると本来の機能は期待できません。雨の日にはウインドウについた雨のしずくをいたずらににじませ、かえって視界をさまたげるだけです。カー用品店にはゴム部分だけのパーツ販売や、ワイパー部分を全て交換できるパーツもあるので、自分のクルマの型式にあったものを選んで定期的に交換しましょう。 | |
| (3) ウインドウの曇りは夏でなくともエアコンを使う | ||
| 冬季や梅雨の時期は車室内の湿気によってウインドウが曇ることがあります。助手席、リアウインドウも曇ることがあります。リアウインドウならデフォッガー(熱線)を使うこともひとつの手ですが、手っ取り早いのがエアコン。車内の湿気を一気にとばしてしまうことでウインドウの曇りを取ることができます。エアコンは夏しか使わない、というのはクーラーと間違えた使い方です。 | ||
| (4) ウインドウ用ケミカル剤はウインドウを拭く際に注意を | ||
| 最近はウインドウコーティングやノンワイパーと呼ばれるウインドウに特殊な被膜を形成することによって水滴を拡げずに玉状にしてクルマの走行スピードで吹き飛ばしてしまうケミカル剤がカー用品店で販売されています。今までウインドウにボワ〜とにじんで視界を邪魔した水滴が、見事に玉状になって後方に吹き飛ばされていくのは気持ちよいものです。一度使うとやみつきになります。でも、これを使っているときはガソリンスタンドなどで店員がウインドウを拭いてくれるサービスの際にはご注意を。店員が使用するウェス(雑巾)はクルマのボディを拭くこともあり、その際にワックスなどの油脂がつくことがあります。また、店によってはウェスに洗剤をしみこませていることがあります。このウェスでウインドウを拭かれるとせっかくのケミカル剤にムラができてしまいます。その結果、水滴は玉にならず複雑な幾何学模様をフロントウインドに拡げることになってしまいます。 ケミカル剤を使用しているときは店員さんに「ノーサンキュー」と告げましょう。 | ![]() ケミカル剤を塗布する時には、はじめに油膜をきちんと除去しておいた方が効果的です |
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| 3. | 急操作は厳禁 基本は雪道走行と同じ。とにかく「急」がつく動作は控えましょう。 |
| クルマに乗っていると雨に濡れない快適さが高じるのか、平気で水たまりに突っ込んで走るドライバーもいるようですが、水たまりに入った状態で急な操作をするとハンドルをとられることは必至です。 また、水たまりの深さも知らずに突っ込んでいくのは命知らずです。水たまりと思っていたのが、アスファルトの陥没だったなんて笑えないことも。特に雨が続くと、アスファルトの下の土や砂が流されて空洞になり陥没する道路もあるので、水たまりは避けて走るのが無難です。 |
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| さらに大雨になるとハイドロプレーニング現象が発生している場合もあります。このときに急ハンドル、急ブレーキを行うのは自殺行為。水たまりを抜けたら周囲に併走や追走している他車がいないことを確認してから、軽くブレーキを踏んでみる、軽くハンドルを回してみるという操作を確認してみましょう。 |
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| 4. |
ブレーキングも注意 雨の日のブレーキングは早めに、は当然。でも、ブレーキをかける場所にも注意したい。 |
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路面のコンディションが一定でないことは誰でも知っていること。雨の降り始めは路面のほこりが浮いて路面から離れるためにスリップの原因になりやすいし、水がたまっている路面を高速走行するとハンドルが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起こりやすい、など雨によって普段の道路も表情が一変します。
普段はクルマや歩行者の安全を守っているセンターラインや横断歩道の印(ペイント)もそのひとつです。路面に書かれているセンターラインや横断歩道のラインのペイントは水に濡れるとツルツルした表面になってしまいます。ツルツルはペイントの性質によるものですが、この表面にタイヤが載ると非常に滑りやすくなります。クルマの片輪が載るだけで左右のバランスが崩れスピンしてしまうこともあります。急ブレーキをこのペイントの上でかけても制動はしにくくなります。横断歩道に入ってから急ブレーキを踏むことのないように、早めのブレーキングを心がけたいものです。 |
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