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愛車とともに船旅というのもいいものです。
(1) フェリーってどんなもの?
英語で「Ferry」とは「人を乗せて運ぶ渡船一般」を指すようですが、ここでは人とともに車も運搬する「カーフェリー」について触れていきます。小さな島々を結び通勤の車や通学の自転車を運ぶ渡船から1日以上海上を航行する長距離フェリーまで日本国内にはたくさんのフェリーが航行しています。ドライブ旅行においても自分の車を使って出発地から遠く離れた目的地でドライブしたいときなどに便利です。
(2) 乗船にかかる費用
客室は特等、1等、2等などの等級があり、さらに和洋室や部屋の大きさなどによって等級を細分化しているフェリーもあります(2等のみの船や等級がないフェリーもあります)。もちろん等級によって運賃に差がついています。フェリーによって大きく異なりますが概ね特等や1等は2〜数名の個室、2等は畳やカーペット敷きの仕切りのないスペースを10〜25名程度で利用します。
車にかかる運賃は車検証に記されている車長をもとに決められます(車とトラックで運賃に差がある場合もあります)。車長や車高に制限があるフェリーもありますのでスキーキャリアなどの装備品がついている車は事前に確認してください。車の運賃にはドライバー1人分の2等運賃が含まれていますので、例えば車両1台・3人で2等客室を利用する場合、車両の運賃とドライバーを除いた2人分の2等運賃を用意すればよいわけです。
各種割引制度もあり原則として12歳以下小児や身体障害者の方は大人運賃の半額となります。その他にもJAFの会員のためのJAF会員割引、学生を対象にした学生割引、一定の期間内に往復同じ航路を利用すると復路が割引になる往復割引、15名以上の団体に適用される団体割引などもあり一定の割引が受けられます。これ以外にも各フェリー会社独自で割引を用意している場合がありますので、利用する前に問い合わせてみましょう。なお各種割引をうける際に証明書(例えばJAF会員であればJAF会員証、学生であれば学校の発行した在学証明書など)の提出や提示が必要となります。
※JAF会員割引が適用になる条件や航路はこちらのJAF会員のページをご覧ください。
(3)予約・乗船・下船
フェリーの一般的な利用方法についてご案内しましょう(手続きは各フェリー会社によって異なる場合がありますのでご利用の際は必ず各フェリー会社にご確認ください)。
- 予約
フェリーはもちろん定員が決まっている乗り物ですから基本的に事前に予約が必要です(航行距離が短く、1日の運行本数の多いフェリーなどは予約なしで先着順乗船の場合もあります)。予約は各フェリー会社の営業所、予約センター、インターネットホームページなどで受け付けており、一部フェリー会社については旅行会社等でも予約が可能です。予約は通常、乗船日の2〜3ヶ月前から受け付けていますが、新婚旅行で利用する場合や15名以上の団体で利用する場合などは半年〜1年くらい前から受け付けてくれるフェリー会社もあります。また旧盆や年末年始など混雑が予想される時期は予約の開始時期や方法等が変更されることもありますので、早めに確認し早めに予約をするようにしましょう。また予約の際には乗船日、乗船便、人数、利用等級、車の有無、車がある場合は車種や車検証に書いてある車の長さなどを伝えます。JAF会員割引が適用になる航路を利用する場合、JAF会員の方はこの時にJAF会員である旨を申し出てください。予約が完了すると、予約番号を発行してくれます。この番号は港で乗船券を購入する際に必要となりますので忘れないようにメモしておきましょう(旅行会社で予約した場合はクーポン券を発行してくれますのでそれを持って港へ向かいます)。
- 乗船当日港へ向かう
乗船当日、出港時間を確認した上で港に向かいます。フェリー会社や季節によって異なりますが、出港時刻の60〜90分前くらいまでには港に到着し乗船の手続きを済ませてください。乗船の手続きが遅れると予約をしていても乗船できない場合があります。
港に着いたら(車を乗船させる場合は指定された場所に駐車させなければならない場合がありますので港の表示や指示に従ってください)窓口へ行き、乗船申込書(フェリー会社によって名称が異なる場合がありますが、乗船券を買うための申込書のようなものです)に必要事項を記入し、乗船券を購入します。車も乗船させる場合は車検証の提示が必要となります。JAF会員割引が適用になる航路を利用する場合、JAF会員の方は乗船名簿や車検証とともに必ずJAF会員証を提示してください。
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| このような用紙に必要事項を記入して乗船券を購入します。 |
旅行会社等でクーポン券を購入した場合も乗船名簿に必要事項を記入して窓口で乗船券と交換します。その後、案内放送が聞こえる待合所などで乗船の指示があるまで待ち、乗船の案内があったら指示に従って乗船します。車は通常ドライバー本人が運転をして船に載せます(ドライバー以外の同乗者については車に一緒に乗って船内に入る場合と車はドライバーのみが乗って同乗者は別の入口から歩いて船内に入る場合がありますので案内に従って乗船してください)。船内に車を載せる時は慌てずに確実に操作しましょう。なお大型のフェリーなどの場合、基本的に乗船後車両のあるデッキには入れませんので船内で必要と思われる荷物や貴重品は必ず持って客室へ向かってください。
ちなみに航路がごく短い渡船などは出港の数分前までに乗り場に行き、乗船手続きなしで乗船窓口や乗り込んだ船内でお金を支払う場合もあります。
- 乗船から下船まで
乗船したら自分が購入した等級の客室に入ります。特等などの個室を使用する場合は案内所等でキーを受け取ったのち部屋に向かいます。大きな長距離フェリーにはお風呂やレストランがあります。ドライブに備えてゆっくりくつろぎましょう。
なお乗船後に上の等級に変更したい場合などは案内所に申し出てください。空きがある場合は差額を支払って変更ができるはずです。
下船も案内がありますので、その案内に従って慌てずに下船してください。下船後は原則として特に手続きはありませんので全員乗車したら目的地に向かって出発します。
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