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ACCとは

ACC(Adaptive Cruise Control/アダプティブ・クルーズ・コントロール)の機能やオススメ理由を解説します。

未来のACC(CACC)

ACCは、CCの発展形であることはすでにお伝えしたとおりですが、ACCはまだまだ発展の余地があります。それが、CACC(Cooperative Adaptive Cruise Control/コーペラティブ・アダプティブ・クルーズ・コントロール)です。従来のACCの機能に加えて、前を走る車と通信する(車々間通信:しゃしゃかんつうしん)ことで、ACCよりも車間距離をきめ細かく制御することができます。現在、日本で2018年度までに実用化が検討されているCACCでは、ミリ波レーダーセンサーが検知できる範囲(200m前後)内で、760MHzの無線電波を用いて前車と通信することが検討されています。

この「車々間通信」を使うことがACCとの最大の違いですが、車々間通信によって、何が成し遂げられるのか。それは、前走車が加速したり減速したりする情報を、単独ではなく通信している複数の車との間で共有できることにあります。具体的には、従来のACCではミリ波やカメラなどのセンサーで前車の接近を検知、そのときに初めてアクセルを緩めるなどの減速操作を車が行っていました。対してCACCでは、前車がアクセル操作をやめた(アクセルペダルから足を離した)瞬間に、その情報が無線を通じて複数の後続車に伝わります。そのため、車同士が意思の疎通をしていたかのように、前走車が速度を落とし始めた同じタイミングで後続車もそれに合わせて速度を落とす制御を始めることができます。また、前走車が加速した際も、アクセル操作をした(アクセルペダルに足をのせた)瞬間に複数の後続車にその情報が伝わるため、必要以上に車間距離が開くことがありません。タイムラグがない追従走行ができるのです。

このようにCACCでは、自車の走行状況が後続車に素早く伝達されるため、一定の車間距離を保ちやすく、結果的にムラのない追従走行が可能です。また、CACCでのこうしたきめ細やかな制御は、車々間通信が行われている複数の車に対して同時期に行われるため、下り坂から上り坂に差し掛かった際に発生しやすい「サグ渋滞」の解消にも大きな役割を果たすことが期待されています。

車々間通信のイメージ