マイカー点検ノート

日常点検15項目トラブル対処法

日常点検のチェック箇所
STEP3:運転席に座ってここを点検

◎STEP3では運転席での操作に対するクルマの反応を確認します。新車時や定期点検直後との違いを意識しながら点検しましょう。

(10)ブレーキ・ペダルの踏みしろおよびブレーキの効き

踏み残りしろの基準値はクルマの取扱説明書等で確認しましょう。ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)や踏みごたえが適当であるかを点検します。また、ブレーキの効きが適当であるかを点検します。徐々に進行する変化には気付きにくいので、整備工場で定期点検を実施して、専門的な知識を有する整備士に確実にチェックや調整をしてもらいましょう。

トラブル例
●ブレーキの効きが悪い場合、追突事故の危険性が高い

※床板とのすき間が少なくなっているときや踏みごたえがやわらかく感じるときは、ブレーキ液の漏れや空気の混入が考えられます。整備事業場へ依頼して原因をつきとめましょう。

(11)パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)の引きしろ(踏みしろ)

引きしろ(踏みしろ)の基準値はクルマの取扱説明書等で確認しましょう。パーキング・ブレーキ・レバーをいっぱいに引いたとき、引きしろが多すぎたり、少なすぎたりしないかを点検します。また、パーキング・ブレーキがペダル式のクルマは、ペダルの踏みしろで点検します。徐々に進行する変化は見逃しがちなので、整備工場で定期点検を実施して、専門的な知識を有する整備士に確実にチェックや調整をしてもらいましょう。

トラブル例

●パーキング・ブレーキの効きが悪くなる ●パーキング・ブレーキの引きずり


(12)ウインド・ウォッシャの噴射状態

ウインド・ウォッシャ液の噴射の向きおよび高さが適当かを点検します。噴射の向きや高さが適当でなく、自分で調整等できない場合は、整備工場に依頼しましょう。

トラブル例

●フロントガラスの汚れを落とせない ●飛散による他の交通等への悪影響


(13)ワイパの拭き取りの状態

(1)ワイパを作動させ、低速および高速の各作動が不良でないかを点検します。(2)ウォッシャ液がきれいに拭き取れるかを点検します。拭き取り状態が悪く、ワイパのゴム等を自分で交換できない場合は、整備工場に依頼しましょう。

トラブル例

●フロントガラスの雨や汚れを拭き取れない


※ワイパのから拭きは、ガラスを傷つけますので、ウォッシャ液を噴射してからワイパを作動させましょう。

(14)エンジンのかかり具合および異音

(1)エンジンが速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動時およびアイドリング状態で、異音がないかを点検します。(2)徐々に進行する変化には気付きにくいので、整備工場で定期点検を実施して、専門的な知識を有する整備士に確実にチェックしてもらいましょう。ランプ類は他の交通へ合図を送る重要な装置なので、必要な場合は整備工場でチェックしてもらいましょう。

トラブル例

●エンジンがかからない ●エンジンの力不足 ●エンジン内部不具合


(15)エンジンの低速および加速の状態

(1)エンジンが温まった状態で、アイドリング時の回転がスムーズに続くかを点検します。(2)アクセル・ペダルを徐々に踏み込んだとき、アクセル・ペダルに引っ掛かりがないか、また、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転するかを走行して点検します。徐々に進行する変化には気付きにくいので、整備工場で定期点検を実施して、専門的な知識を有する整備士に確実にチェックしてもらいましょう。

トラブル例

●排気トラブル例ガス悪化による環境汚染 ●走行中のエンジンストップによる追突


※走行して点検しますので、交通状況に注意し、安全な場所で行いましょう。

ハイブリッド車・EV車の触れてはいけない部品例 ハイブリッド車やEV車は高電圧ケーブル、高電圧バッテリーを搭載しているので不用意に触れると高電圧により、重度の火傷や感電の恐れがあります。一般ユーザーが不用意に触ってはいけない部品は、下の写真のようにオレンジ色になっていたり、注意書きシール等が貼られていますので、点検時は十分に注意しましょう。


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