シートベルトが命を守る 後部座席シートベルトの安全で正しい使い方

事故にあった時、シートベルト非着用のリスクの高さは、後部座席については着用に比べて4.8倍という統計があります※。
シートベルトの着用は、事故にあったときの被害などを軽減する効果があります。
しかし、後部座席シートベルトの着用率は、2008年に装着が義務化されたあとも低いままです。

そこで、後部座席シートベルト装着率の推移を中心に、非着用の危険性、正しい装着方法などを通じて、後部座席シートベルト着用の重要性を考えてみたいと思います。

※平成26年警察庁「シートベルトの着用に関する統計資料」

 
後部座席での着用率は低いまま

後部座席での着用率は低いまま

運転席・助手席でのシートベルト着用は、1985年に高速道路・自動車専用道で、翌年には一般自動車道でも義務化され、現在、着用率はほぼ100%です。一方、後部座席シートベルトは、2008年から義務化されたものの、着用率は低いままで、一般道路では30%台、高速道路でも70%台の横ばい状態が続いています。

 
一般道路
高速道路等(自専道を含む)

平成26年警視庁交通局、JAF調べ

社外放出死亡事故・乗車位置別・年齢層別構成率

公益財団法人交通事故総合分析センター:イタルダ・インフォメーションNo.57

車外放出死者の3分の1は子ども

交通事故で車外放出により死亡した人のうち、シートベルト着用者はわずか1%。つまり、ほとんどの人がシートベルト非着用だったことになります。年齢別に見ると、18歳以下の子どもが34%と1/3を占めます。
後部座席で子どもを安全に座らせるためには、チャイルドシート・ジュニアシート・大人用シートベルトと、子どもの体格に合わせてシートベルトをきちんと選択、使用することが重要です。
とくに大人用シートベルトは身長が140cm以上を対象に設計されているため、使用する際には体格が適しているか注意が必要です。

 

シートベルトを着用しなかった理由

シートベルトを着用しなかった理由

公益財団法人交通事故総合分析センター:イタルダ・インフォメーションNo.57

一方、後部座席シートベルトを着用しない理由としては、「習慣化していない」が48.7%と最も多く、次に、「面倒・窮屈だから」という理由が続いています。
このことから、車に乗っているときの家族や友人の安全を確保するためには、まずシートベルト着用の重要性と正しい着用方法を理解し、ドライバーだけでなくすべての人にシートベルトの装着を促すことが、ドライバーの責任だといえます。

 
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