みんなの知りたいに答えます。シートベルトなんでもQ&A

  • Q1.小学生に大人用シートベルトをさせてもいいの?

    大人用のシートベルトは身長140cm以上を対象に設計されています。身長140cm未満の場合では、ベルトが首やお腹に引っかかってしまい、かえって危険なこともあります。6歳から大人用シートベルトが着用できる身長になるまでの間は、ジュニアシートをきちんと着用しましょう。

    グラフ JAF 「チャイルドシートの使用実態に関するアンケート調査」 (2013)

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  • Q2.妊婦が安全に着用するにはどうしたらいいの?

    おなかの膨らみを避けてベルトが通るようにします。肩ベルトは鎖骨の中央を、腰ベルトは腰骨付近のできるだけ低い位置までベルトを下げて、おなかの膨らみ(子宮)の下を通るようにします。通常はシートベルトを着用しても問題はありませんが、妊娠の状態によっては主治医に相談するようにしましょう。

  • Q3.タクシーは助手席だけでいいの?

    タクシーのどの席に座ろうと、乗車したときには、もちろんシートベルトを着用する義務があります。乗車の際は後部座席が多いと思いますが、シートベルトは必ず着用しましょう。

  • Q4.運転席・助手席の背もたれがクッションになってくれる?

    一見柔らかいと思われがちな背もたれですが、中の骨組みは頑丈につくられています。事故の衝撃で、高い速度で背もたれにぶつかると、骨組みが凶器になってしまうことがあります。

  • Q5.カーテンエアバッグがあれば、車外放出は防げる?

    カーテンエアバッグとは、主に横から車などがぶつかってきた時に乗員の頭部を保護することを目的としています。横転事故などの際に展開して車外放出を防ぐタイプもありますが、必ずしも車外放出から乗員を守ってくれるとは限らないことを認識しておきましょう。

  • Q6.シートベルトで窒息することがあるって本当?

    一部の車(2012年以前の製造の車に多い)では、後席シートベルトをいっぱいまで伸ばすとチャイルドシート固定機能(ALR)がはたらき、巻き込む方向にしか動かなくなります。うっかり首に巻きついたりすると、シートベルトを伸ばす方向に動かすことができず、窒息するおそれがあります。子供がシートベルトで遊ばないよう注意しましょう。ALRは最近の車ではほぼなくなったようです。