4:「曲がるためのブレーキ」とは(BIKEワンポイントMOVIE)

コーナーをスムーズに曲がためのブレーキングについて。ブレーキングには大きく分けて2種類、急制動など停止を目的とした「止まるため」とコーナー手前で速度を調整していく「曲がるため」があります。ここでは後者のタイプについて解説。速度を落とし過ぎてもかえって不安定になりがち。自分が気持ちよく曲がれる速度に調整するのがポイントです。

CHECK POINT
3つの操作を同時に行う
一定に長くかける

停止を目的とした「止まるため」のブレーキングでは短い時間に強くブレーキをかけますが、一方で「曲がるため」では“一定に長くかける”ことで余裕をもって速度を調整していくことがポイントになります。また、コーナー入口でブレーキを“じわっ”と緩めていく「リリースコントロール」によって最終的なコーナー進入速度を調整していきます。

ケニー佐川講師:プロフィール

1963年東京都出身。早稲田大学教育学部卒。モーターサイクルジャーナリストとして2輪専門誌やWebマガジンで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長の他、各種スクール、メーカー系イベントで講師を務める。公道で役立つ実践的なセーフティライディングからモータースポーツとしてのサーキットライディングまで、バイクを安全かつスマートに走らせるためのテクニックやノウハウに精通。MFJ公認インストラクター。日本交通心理学会員。


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