8:安全マージンを考えたライン取りを(BIKEワンポイントMOVIE)

公道における安全な走行ラインについて。何が起きるか予測が難しい公道では安全マージンを考えたライン取りを意識することが大事です。自分の周囲に安全マージンを十分にとって走ることが重要で、基本的には自分の車線を3等分した真ん中のゾーンを走る「3分の1ミドル」を推奨しています。「アウト・イン・アウト」などサーキット専用のライン取りを公道にそのまま持ち込むと非常に危険です。

CHECK POINT
公道では「3分の1ミドル」が基本
公道では「3分の1ミドル」が基本

自分の車線を3等分した真ん中のゾーンを設定し、そこからはみ出さずに走行するといいでしょう。たとえば3mの道幅であれば、真ん中に幅1mのゾーンを仮定してその中を走るように意識します。そうすることで多少ラインをミスしたり、対向車がはみ出してきたとしても左右に1mずつの余裕があるため安心。実際に安全マージンも高まります。

ケニー佐川講師:プロフィール

1963年東京都出身。早稲田大学教育学部卒。モーターサイクルジャーナリストとして2輪専門誌やWebマガジンで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長の他、各種スクール、メーカー系イベントで講師を務める。公道で役立つ実践的なセーフティライディングからモータースポーツとしてのサーキットライディングまで、バイクを安全かつスマートに走らせるためのテクニックやノウハウに精通。MFJ公認インストラクター。日本交通心理学会員。


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