万が一 見ることができたら幸運! 日本の超自然現象

写真:蜃気楼/しんきろう富山県魚津市で観測された蜃気楼です。海上の船が上下にのびて見えています。

蜃気楼

しんきろう

蜃気楼とは地上や海上の風景が延びたり、浮かんだり、逆さまに見える現象です。実際の光景が延びたり、逆さまに見える蜃気楼を上位蜃気楼、下に虚像が見える場合は下位蜃気楼と呼ばれています。

なぜ生まれる?

ふつう光は直進しますが、暖かい空気の層と冷たい空気の層が出会うと、冷たい層の方へ光が屈折します。上が暖かい空気、下が冷たい空気の場合は上位蜃気楼が、逆に上が冷たい空気、下が暖かい空気の場合には、下位蜃気楼が生まれます。

写真:蜃気楼/しんきろう魚津市の海岸から富山湾越しに見える富山市街です。上下に延びて見えます。

言い伝え

蜃気楼の「蜃」とは、この現象を生み出す想像上の生き物とされています。竜もしくは大きなハマグリと言われますが、この「蜃」が作り出した楼(閣)が蜃気楼だという言い伝えが長く信じられてきました。

北海道小樽市方面で見ることができる蜃気楼は「高島おばけ」と呼ばれてきました。言い伝えでは、高島おばけが見えた時には、夜もしくは翌日は雨になったとのことです。天気が崩れる前に蜃気楼は出やすいということになります。

写真:蜃気楼/しんきろう朝里の海岸から石狩新港方面を見たところです。
写真:蜃気楼/しんきろう高島の海岸から小樽市街を眺めたところです。

※4枚の写真は北海道小樽市で見られた蜃気楼です。通常の風景(下段)と蜃気楼が見えた時の様子(上段)を比較しています。

アドバイス

5km〜10kmと、離れた地点を望むため双眼鏡があると良く見えます。また写真撮影の場合は、超望遠レンズがあるとさらに良く撮ることができます。

観光情報

場所富山県魚津市の魚津港周辺が名所として知られます。港内に「蜃気楼展望地点」というポイントもあります。
アクセス
  • 蜃気楼展望地点へのアクセス:北陸自動車道・魚津ICから約3km(約6分)
駐車場
  • 海の駅蜃気楼:200台/無料
  • 魚津埋没林博物館:100台/無料
※魚津港周辺の諸施設にあります。
時期・時間3月下旬〜6月下旬の午前11時〜午後4時ごろ、気温は18度以上、風は北北東の微風、天候は当日は晴れで、翌日から崩れそうな日に起こる可能性が高いとされています。
お問合せ先
  • 魚津市観光協会 ☎ 0765-22-1200
関連リンク
場所高島の海岸(旧高島トンネルの南側出口付近)のほか、朝里の海岸、おたるドリームビーチ(銭函)など、石狩湾越しに対岸が見渡せるところで確認されています。
アクセス
  • 高島の海岸へのアクセス:札樽自動車道・小樽ICから市街を抜け約6.5km(約15分)
  • 朝里の海岸へのアクセス:札樽自動車道・朝里ICから約1.5km(3分)
  • おたるドリームピーチのアクセス:札樽自動車道・銭函ICから約5.5km(約15分)
駐車場
  • 高島の海岸:なし
  • 朝里の海岸:なし
  • おたるドリームビーチ:海の家前に駐車場/無料(7月中旬から海水浴シーズンは有料)
時期・時間4月〜7月、石狩湾岸の天気が晴れで、日が射し、また陸地の最高気温が石狩湾の海面温度よりも10度ぐらい高くなる日に起こります。さらに陸地から暖かな空気が穏やかな風に乗って流れるなどの条件が必要です。
お問合せ先
  • 小樽市総合博物館本館 ☎ 0134-33-2523
関連リンク

観光スポット/ドライブコース一覧