万が一 見ることができたら幸運! 日本の超自然現象

写真:不知火/しらぬい暗闇のなか熊本県宇城市の不知火湾の沖合に幻想的な光が浮かびます。

不知火

しらぬい

熊本県と鹿児島県にまたがる八代海(不知火海)で見ることができる現象です。沖合に「親火(おやび)」と呼ばれる火が出現、その後、数を増やし、多数の火が横にならびます。

なぜ生まれる?

蜃気楼の一種で、大気光学現象だとされています。遠浅の海が続く八代海では、干潟の砂と、流れ込む水路の温度差が大きくなります。その温度差のある空気がレンズとなり、漁船の光が多数に見える幻視が生まれるとされます。

言い伝え

科学的な解明が難しい時代には怪火(かいび)とされ恐れられました。不知火には近づくことができず、近づくと遠ざかるものとされ、龍神の灯火という呼び方もされました。不知火が見える日の漁は不吉なので避けたとされます。

観光情報

場所八代海(不知火海)沿岸で見ることができます。熊本県宇城市には不知火町という町名があり、道の駅不知火温泉もあります。
アクセス
  • 道の駅不知火温泉へのアクセス:九州自動車道・松橋(まつばせ)ICから宇城市街方面へ、国道266号で約9km(約15分)
駐車場
  • 道の駅不知火温泉:220台/無料
時期・時間旧暦8月1日前後(新暦では8月下旬)の風の弱い新月の夜に発生しやすいとされます。必ず見ることができる現象ではなく、見ることができたら運が良いとされています。旧暦の8月1日は「海の火まつり」があり花火も打ち上げられます。
お問合せ先
  • 宇城市観光物産協会 ☎ 0964-32-0020
関連リンク
類似の現象干満の差がある海岸で起こる現象とされ、八代海よりも北にある有明海でも類似の現象を見ることができるとされます。

観光スポット/ドライブコース一覧