JAFとモータースポーツ

1964年、初めての国際競技を単独開催

JAFが1962年(昭和37)に創設されたその翌年、1963年(昭和38)に第1回日本グランプリが開催されました。主催は日本自動車スポーツ協会(JASA)でしたが、JAFはこのレースに初めて公認という形で関わりました。これを機にJAF内部にスポーツ委員会が設けられ、モータースポーツに関しての様々な規定の制定や施行を行っていきます。1964年(昭和39)の第2回日本グランプリで、JAFは初めての国際競技を単独主催しました。これは1973年(昭和48)まで続き、その後1974年(昭和49)からはコース所有者との共催で1979年(昭和54)までグランプリを育ててきました。1980年以降はASN本来の業務、すなわちライセンスの発給、競技会の組織許可、記録の公認といった役割を果たすために、グランプリレースへの直接の参画は取りやめています。

1976年F1グランプリが日本で初開催

その間、国内モータースポーツの振興に模範となるようなグランプリレースや国際レースをJAFは主催してきました。中でも1976年(昭和51)に開催されたF1世界選手権インジャパンおよび1977年(昭和52)F1日本グランプリは、日本のモータースポーツ史上に画期的な足跡を残しました。
その他、競技会の公認に始まり、コースの公認、競技車両の公認、安全対策の推進等々、様々な業務を行っています。中でも公道を使用するラリー競技に関しては、道路使用許可や安全問題などを警察庁と折衝したり、ラリー車両規定をはじめとする競技車両規則については国土交通省に上申するなど、関係諸官庁との折衝を行っています。
 カート競技に関しては1970年(昭和45)初級用カート競技の開催促進を図るためにエンジン規定を改定、1971年(昭和46)にはJAFカート競技規則の中にカート競技車両規則を制定しました。また1972年(昭和47)には全日本カート競技選手権を制定し、翌73年(昭和48)より選手権が実施されました。

ライセンスの発給から規則の制定など
多岐にわたるJAFの業務

JAFのモータースポーツに関しての業務を具体的に説明しましょう。まずモータースポーツに必要なライセンスの発給業務があります。ライセンスには、全ての国内競技会に出場できる国内Aライセンスとラリーやスピード行事に限定された国内Bライセンス、競技参加者ライセンス、カートライセンスや競技会で審判員をつとめるのに必要な公認審判員ライセンスなどがあります。ライセンスは通常それぞれの講習会を受講すれば取得できますが、このライセンス講習会の日程はJAFに登録されており、Bライセンス講習会はこのホームページ、Aライセンス講習会はJAF MOTOR SPORTS誌を参照いただくか、もしくは最寄りのJAF地方本部へお問い合わせ下さい。講習内容もJAFが発行する国内競技規則、JAF国内競技車両規則、国際モータースポーツ競技規則付則H項、JAFモータースポーツイヤーブック、モータースポーツハンドブックの各資料が基本になります。勿論、講習はJAF認定の講師により行われます。またAライセンス講習会で使用されるコースは原則的にJAF公認のレーシングコースで行われます。
 競技会の公認もJAFの業務で、各競技に使用されるコースについてもJAFによって、安全施設の改善指導が行われ公認されています。

クラブ・団体の公認・登録も
JAFの業務のひとつ

 クラブには準加盟、加盟、公認の各クラブがあり、その他にも登録団体として準加盟、加盟、公認、特別の各団体があります。
また、競技用車両の公認や登録もJAFの業務です。登録車両はJAF公認の国内格式以下の競技に参加できます。

 JAFモータースポーツの組織と機構 


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