JAF NEWS RELEASE
本部広報2000-08
平成12年3月14日


故障部位のトップはバッテリー
〜取扱い自動車の故障部位別一覧表を公表〜


 JAF(社団法人 日本自動車連盟)は3月13日、平成10年度(平成10年4月1日〜平成11年3月31日)のJAF取扱い自動車に関する故障部位別一覧表をまとめ、初めて公表した。

 これによると対象車種はロードサービス処理件数約295万件中、軽自動車を含む乗用車の約249万件からユーザーミスなどを除いた約34万件。トップはバッテリー(ターミナルも含む)の58,007件で、損傷や不良、劣化、腐食という症状が見られた。続いて発電機・充電回路36,307件、冷却装置24,010件だった。

 この統計は、ロードサービス隊員がロードサービス時に故障自動車の外見的症状(ユーザーミスによるものと思われるものを除く)について見分したものを故障部位別に集計したもの。この統計は技術的に分解整備したうえで原因究明をしたものではないが、故障状態の傾向を示しており、ユーザーの点検整備などの際の参考にしてほしいと呼びかけている。


JAF取扱い自動車に関する故障部位別一覧表TOP10
平成10年4月1日〜平成11年3月31日
順位 故障部位名 主な症状 件数 備考(装置名)
1 バッテリー(ターミナルを含む) 損傷、不良、劣化、腐食 58,007 電気装置
2 発電機、充電回路 動作不良(発電量不足を含む) 36,307 電気装置
3 冷却装置 損傷、水漏れ、水不足、締め付け不良 24,010 原動機(冷却装置)
4 トランスミッション(オートマ、マニュアル) 損傷、オイル漏れ 16,637 動力伝達装置
5 タイミングベルト 損傷 14,326 原動機(内部機構)
6 スタータモータ 動作不良(ギアが回転しない状態を含む) 12,674 電気装置
7 フューエルポンプ 動作不良(燃料をおくることができない状態) 10,641 原動機(燃料装置)
8 点火コイル、イグナイター、プラグコード 損傷、不良(点火2次電圧を発生しない状態を含む) 10,290 電気装置
9 ファンベルト(他のベルトも含む) 損傷、緩み、摩耗 10,094 原動機(冷却装置)
10 クラッチ(操作部分を含む) 損傷、滑り、オイル漏れ、動作不良 9,712 動力伝達装置
  1位〜10位以外 132,924  
    335,622  

  注1 この統計は、故障原因について、技術的に解明したものではなく、JAFのロードサービス隊員がロードサービス時に、故障自動車の外見的症状(ユーザーミスによる故障と思われるものを除く)について見分したものを、故障部位別に集計したものである。
注2 対象車種および対象件数 : 乗用車(約249万件)のうち、約34万件
注3 備考欄は、運輸省24か月点検項目の装置別分類に推測して当てはめたものである。