JAF NEWS RELEASE
本部広報2000-19
平成12年6月1日


チャイルドシート着用率39.9%
〜使用義務化後、初の調査〜


 自動車に乗車中の6歳未満の子供(年齢については推定)のうち、チャイルドシートを着用していたのは39.9%であったことが、このほどJAF(社団法人 日本自動車連盟)が行った「チャイルドシート着用実態全国調査」で明らかになった。

 この調査は、主にゴールデンウィーク期間中の遊園地や動物園など、子供連れで訪れる全国51ヵ所の施設の駐車場入口付近で行った。

 調査方法は、JAF係員の目視を基本とし、一部聞き取り調査も交えて、この春、チャイルドシートの使用が義務化された6歳未満の子供が同乗していた1万994台の自動車を対象に、1万3809人の子供の乗車状況について調査した。

 調査結果を推定年齢別でみると、乳児用(0〜12ヵ月)が73.0%と最も高く、次いで幼児用(1〜4歳)が46.3%、学童用(5歳)が20.8%と、年齢層が高まるにつれて着用率は低下する傾向にあった。

 一方、チャイルドシート非着用の場合の乗車方法は、車のシートにそのまま着座していたが43.8%、同乗者が抱っこしていたが9.2%、大人用のシートベルトを着用していたが7.1%となっていた。

 また、別途実施した「チャイルドシート・チェックアップキャンペーン」(4月1日、東京よみうりランド駐車場)による街頭指導では、しっかり取付けされていたものが31.6%、少し緩みがあったものが51.6%、かなり緩みがあったものが16.8%という結果で、約70%のチャイルドシートが不完全な取り付け状態であった。

 JAFでは、チャイルドシートの正しい取付け方などを目的とした、リーフレット「どう守る?車内の子供」を50万部作成し、子供を持つ保護者を対象に全国で配布するとともに、年齢が高くなってもシートベルトが適切に使用できるようになるまでは、体型に合ったチャイルドシート(学童用シートなど)の着用を呼びかけている。



子供の乗車状況の実態

●チャイルドシート着用率 JAF「チャイルドシート着用実態全国調査」(2000年6月)報告書より
チャイルドシート着用率/グラフ


●チャイルドシート着用結果 調査台数 : 10,994台
    乳児用
(推定年齢A)
幼児用
(推定年齢B)
学童用
(推定年齢C)
合  計
乗車人数(人) 1,183 7,925 4,701 13,809
着用人数(人) 863 3,668 979 5,510
着用率(%) 73.0% 46.3% 20.8% 39.9%
※ 着用率は小数点以下第2位を四捨五入

*本調査では、調査対象となる6歳未満の子供を下記 の通りに分類した。
  推定年齢 A :乳児用シート等の着用が適当とされる、 0〜12ヶ月の乳児
推定年齢 B :幼児用シート等の着用が適当とされる、 1〜4歳の幼児
推定年齢 C :学童用シート等の着用が適当とされる、5歳の幼児



●年齢層で見た子供の乗車状況
年齢層で見た子供の乗車状況/グラフ




●調査場所別子供の乗車状況
調査場所別子供の乗車状況/グラフ

調査場所別子供の乗車状況/グラフ