JAF NEWS RELEASE
本部広報2001-16
平成13年6月12日


チャイルドシート着用率44.7%
〜使用義務化一年を経て5ポイント上昇〜


 自動車に乗車中の6歳未満の子供(年齢については推定)のうち、チャイルドシートを着用していたのは44.7%(前年39.9%)と昨年に比べ4.8ポイント上昇していたことが、このほどJAF(社団法人 日本自動車連盟)が行った「チャイルドシート着用実態全国調査」で明らかになった。

 この調査は、主にゴールデンウィーク期間中の遊園地や動物園など、子供連れで訪れる全国52ヶ所の施設の駐車場入口付近で行った。

 調査方法は、JAF係員の目視を基本とし、一部聞き取り調査も交えて、チャイルドシートの使用が義務化されている6歳未満の子供が同乗していた1万1124台の自動車を対象に、1万3631人の子供の乗車状況について調査した。

 調査結果を推定年齢別でみると、乳児用(新生児〜12ヵ月)は60.6%と前年を下回っていたが、幼児用(1〜4歳)は49.3%、学童用使用(5歳)は29.3%と前年より上昇した。

 しかし、車に装着されているにもかかわらず使用されていなかったチャイルドシートが4.6%確認された。

 また、別途実施した「チャイルドシート・チェックアップ」(4月7日、旧国際見本市会場駐車場)による街頭指導では、「しっかり取付け」が32.6%、「少し緩みあり」が42.4%、「かなり緩みあり」が25.0%という結果で、約70%のチャイルドシートが不完全な取付け状態であった。

 JAFでは、子供の体格にあったチャイルドシートを正しく着用するとともに、一度取付けたチャイルドシートも使用しているうちに緩んでくることから、定期的に取付け状態を確認し、しっかりと取付けるよう呼びかけている。



子供の乗車状況の実態

●チャイルドシート着用率 JAF「チャイルドシート着用実態全国調査」(2001年6月)報告書より
チャイルドシート着用率/グラフ


●チャイルドシート着用結果 調査台数 : 11,124台
    乳児用
(推定年齢A)
幼児用
(推定年齢B)
学童用
(推定年齢C)
合  計
乗車人数(人) 1,180 8,650 3,801 13,631
着用人数(人) 715 4,263 1,115 6,093
着用率(%) 60.6% 49.3% 29.3% 44.7%
※ 着用率は小数点以下第2位を四捨五入
(参考)車に装着されていたにもかかわらず乗車中の幼児が使っていなかったチャイルドシート 626台

*本調査では、調査対象となる6歳未満の子供を下記 の通りに分類した。
  推定年齢 A :乳児用シート等の着用が適当とされる、 0〜12ヶ月の乳児
推定年齢 B :幼児用シート等の着用が適当とされる、 1〜4歳の幼児
推定年齢 C :学童用シート等の着用が適当とされる、5歳の幼児



●年齢層で見た子供の乗車状況
年齢層で見た子供の乗車状況/グラフ




●チャイルドシート・チェックアップ(取付け状態調査)
調査場所別子供の乗車状況/グラフ

調査日時 :  平成13年4月7日(土) 10:00〜15:00
調査場所 :  旧国際見本市会場駐車場
調査台数 :  来場車105台 チャイルドシート132台(うち幼児用シート92台)
調査内容 :  チャイルドシートの取付け位置、取付け方法、座席ベルトの緩み具合、固定金具など。
判定方法 :  公認のチャイルドシート指導員養成研修会テキスト「取付け後の判定基準」による。座席に取付けられたチャイルドシートの上端部を、約10kgf程度の力で前方向に引っ張り、グラつき度合を測る。

調査結果 :  (1)「しっかり取付け」 (グラつき度 3cm以下)=32.6%(30台)
(2)「少し緩みあり」 (グラつき度 10cm未満)=42.4(39台)
(3)「かなり緩みあり」 (グラつき度 10cm以上)=25.0(23台)

主なミスユース(誤使用)例(※複数計上あり)
 1) 座席ベルトでの締め付け不足=35件(29.5%)
 2) 固定金具・クリップの誤使用=20件(16.8%)
 3) 取扱説明書の不備(紛失等)=16件(13.4%)
 4) 座席ベルトの通し方が不適切=12件(10.1%)
 5) 固定金具・固定クリップの不使用=11件(9.2%)
 6) その他=25件(21.0%)




●調査場所別子供の乗車状況
調査場所別子供の乗車状況/グラフ

調査場所別子供の乗車状況/グラフ

調査場所別子供の乗車状況/グラフ