JAFニュース

自動車の安全技術「ESC(横滑り防止装置)」普及活動
Choose ESC! (ESCを選ぼう)キャンペーンを開始

本部広報2009-17
平成21年7月15日

-FIA基金が全世界の自動車クラブと展開する活動を日本国内でも開始
-自動車部品メーカーの協力による新たな取り組み
-先進安全自動車(ASV)普及への基盤技術と位置づけ

JAF(社団法人日本自動車連盟、田中節夫会長)は、自動車安全技術「ESC(横滑り防止装置)」の本格的な普及啓発活動を開始します。本年9月から開始する「ESC体験試乗会」を皮切りに、機関誌「JAFMate」やホームページを通じた情報提供も行ってまいります。
JAFは、ESCが先進安全自動車(ASV)技術の中でも、身近で普及可能性が高く、交通事故低減の効果も高いものと注目しています。今後の継続的なキャンペーンを通じて、自動車ユーザーへの認知の向上と正しい理解を求め、適切な普及を目指してまいります。
当キャンペーンは、FIA基金※が世界の自動車クラブと展開している「Choose ESC!(ESCを選ぼう)」キャンペーンについて、JAFが日本国内において展開するものです。当キャンペーンの実施に際しては、ESCの製造メーカーであるボッシュ株式会社(東京都渋谷区、取締役社長:織田 秀明)ならびにコンティネンタル・オートモーティブ株式会社(神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO:ディートマー・ジィームセン)の協力を得て実施します。

※FIA基金:FIA Foundation for the Automobile and Society
2001年、FIA(国際自動車連盟)がF1世界選手権の将来の商業権代金として得た約3億ドルを原資として創設した英国の慈善団体(Charity)で、2008年12月現在132カ国、221団体が加盟しており、JAF会長の田中節夫は本基金の理事に就任している。
写真:2009年7月15日にキャンペーン発表会を開催 写真:Choose ESC!(ESCを選ぼう)キャンペーンのロゴ
2009年7月15日にキャンペーン発表会を開催 Choose ESC!(ESCを選ぼう)キャンペーンのロゴ

本年度の日本国内のおもな活動予定

  1. ESC体験試乗会の開催
    ①岡山県会場: 9月23日(水・祝):岡山県運転免許センター
    ②宮城県会場:11月7日(土):赤門自動車学校
    ③栃木県会場:12月12日(土):GKNドライブライントルクテクノロジー
  2. 実技型講習会「セーフティトレーニング」「シニアドライバーズスクール」他
    ESC車両を使用したカリキュラムを導入。今年度は14会場で計画。
  3. 広報活動
    ①機関誌「JAFMate」への掲出
    ②ホームページ(JAFチャンネル<動画>等)

ESCの装備率(新車登録ベース)

  2005年 2006年 2007年 2008年
日本 9% 10% 14% 19%
アメリカ 21% 29% 44% 58%
欧州 40% 43% 50% 55%
韓国 13% 18% 19% 23%
中国 3% 3% 6% 11%

※2009年7月 ボッシュ調べ

ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)技術について

ESCは、車両の横滑りを効果的に低減させ、衝突回避に貢献する自動車安全技術です。複数の高度センサーを介して、コントロールの喪失を感知します。ESCは、1秒間に25回、ドライバーのステアリング操作と実際の走行状況を比較し、両者に違いがある場合で、かつ車両が横滑りし始めた場合に、特定の車輪にブレーキをかけます。ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)と協調動作し、オーバーステア(リアがスライドアウトするケース)やアンダーステア(フロントのグリップが失われるケース)の修正を図ります。ESCはこのようにして車両のコントロールを回復させ、車両の進行方向を修正・維持します。ESCは、各自動車メーカーによって呼称が異なります。

「Choose ESC!(ESCを選ぼう)」の海外での展開について

「Choose ESC!(ESCを選ぼう)」というキャンペーンは、FIA(国際自動車連盟)の関係団体であるFIA基金※の社会貢献活動の一環として、2年前から(2007年5月8日、イタリアでスタート)展開しています。ESCは現在、欧米で装着義務化や、安全評価の重要なカギを握る装備として評価される動きが盛んになってきており、欧米でも装着率は上がっています。

ESC体験試乗会の開催概要

主催 社団法人日本自動車連盟
共催 ボッシュ株式会社/コンティネンタル・オートモーティブ株式会社
後援 国土交通省/社団法人日本自動車工業会
参加料 1,000円(昼食、保険料等の実費とする)
募集 20名(各回20名募集※上記B会場は30名募集)
条件 普通自動車を運転可能な免許をお持ちの方で運転歴1年以上

実技型講習会「セーフティトレーニング」「シニアドライバーズスクール」の開催予定は、ホームページをご覧ください。

前へ

次へ

このページのトップへ