JAFニュース

夜間走行時はハイビームが基本
〜「ロービームの限界を知る」テスト結果をホームページで公開〜

本部広報2013-42
平成25年10月16日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗七生)は、「見えない!止まれない!ロービームの限界を知る」と題し、ハイビームとロービーム※1の視認性を検証する走行テスト動画をホームページに公開しました。

暗い道での走行時は、対向車や先行車等がある場合を除いてハイビームにするのが基本ですが、当該車両等がない場合にもロービームで走行するドライバーが多いのが実態です。ハイビームを使用していないと、障害物の発見が遅れる可能性があります。特に高速走行時には、その傾向が顕著となり、衝突の危険性が高くなります。
 そこで、運転歴20年以上の30〜50代の男女5名のモニターに時速80kmと時速100kmでテストコースを走行してもらい、任意に置かれた障害物までの停止位置を測定し、ハイビームとロービームの視認性の違いを検証しました。(※時速100kmは、ロービームのみ)
 その結果、ロービームを使用し時速100kmで走行した際には5人中4人が障害物の前では停止できず、ハイビームに比べ、ロービームは視認性が限られることから障害物の発見が遅れることが確認できました。

JAFでは、対向車や先行車、歩行者がない場合には、ライトを積極的にハイビームにして走行するとともに、ハイビーム・ロービームに限らず、照射範囲内で止まれる速度を心がけるよう呼びかけています。

※1 道路運送車両法では、ハイビーム(上向き)を「走行用前照灯」、ロービーム(下向き)を「すれ違い用前照灯」と呼び、通常走行時は走行用前照灯を使用することとされています。

参考動画

  • 写真:ロービーム使用時(障害物の約40m手前) ロービーム使用時(障害物の約40m手前)
  • 写真:ハイビーム使用時(障害物の約40m手前) ハイビーム使用時(障害物の約40m手前)

テスト条件

方法モニターにテストコース内を時速80kmと時速100kmで周回してもらい、コース上に設置した障害物の手前でブレーキのみで停止できるか、ハイビームとロービームの違いで検証。

※時速100kmは、ロービームのみ。
※障害物は、黒色の段ボール箱を積んだものを使用。

テスト結果

時速80km時速100km
ハイビーム
(上向き)
障害物から最短でも44m手前、最長では111m手前で停止できた。
ロービーム
(下向き)
どのモニターも停止位置が大幅に障害物に近づき、2人に至っては、停止位置が障害物のわずか1m手前だった。5人中4人が障害物の手前で停止できなかった。
画像:ハイビームとロービームによる停止位置
※ブレーキのみで回避するテストだったが、ハンドルで避けてしまった

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