JAFニュース

あなたのタイヤ、空気圧は大丈夫?
空気圧低下は見た目や運転で判断できるのかをテスト検証

本部広報2015-34
2015年10月27日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 小栗七生)は、「タイヤの空気圧低下は見た目や運転で判断できるのか?」をテーマとするテストを行い、検証した結果をホームページに公開しました。
 タイヤの空気圧不足は燃費の悪化や偏磨耗、パンク、バーストの原因になります。「タイヤのパンク」はJAFの救援依頼のうち、「バッテリー上がり」に次いで2位となっており、増加傾向にあります。ドライバーが定期的にタイヤの空気圧をチェックすることが大切ですが、近年、セルフ式のガソリンスタンドが増え、タイヤチェックなどを行う機会が減り、意識が低下しているのかもしれません。また、最近のタイヤは偏平率が低く、空気圧低下が見た目では分かりにくくなっていると言われます。そこで、見た目や運転によりドライバーは空気圧の低下に気づくかどうかを検証しました。

テストはタイヤサイズの異なる3台を用意し、3名のモニターで目視と運転の2種類のテストを実施。目視のテストでは、適性空気圧のタイヤを見た後、空気圧を1/2にしたタイヤを見て、低下に気付くのかどうかを検証しました。
 結果は、一般的な偏平率である65タイヤでは、3名全員が空気圧の低下を正しく判断できたが、45・50タイヤや80タイヤは全員が誤った判断をした結果となった。

適性空気圧の50タイヤ
適性空気圧の1/2しか入っていない50タイヤ。適性空気圧の50タイヤと見分けがつきにくい。
 

運転のテストでは、45タイヤと65タイヤをそれぞれ装着した同一車種2台を用意し、どこか1輪のみ空気圧を1/2に減らした状態で運転し、空気圧の減ったタイヤの位置が分かるかを検証した。
 その結果、右後輪の空気圧を1/2にした場合は45タイヤ、65タイヤとも3名中2名が正解したが、左前輪の空気圧を1/2にした場合、65タイヤは3名全員が空気圧不足に気付いたのに対し、45タイヤは2名が気付かない結果となり、偏平率の高いタイヤの方が空気圧の低下に気付きにくい事が判明。

適性空気圧の1/2の65タイヤ。外見からも見分けがつきやすい。
適性空気圧の1/2の45タイヤ。外見からも見分けがつきにくい。
 

これからの気温が低下する時期は、空気の膨張率も下がるため、空気圧も低下しやすいので注意が必要です。また、走行直後は熱で空気圧が高くなっているので、タイヤが冷えてから計ることをお勧めします。

JAFユーザーテスト(資料編)「見た目や運転で分かる? タイヤの空気圧低下の検証」

 

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