燃料の入れ間違いトラブル JAFへ寄せられた件数は1カ月で390件

ニュースリリース

本部広報2018-51
2019年02月14日

一般社団法人日本自動車連盟(JAF、会長 矢代隆義)は、2018年12月1日~31日の1カ月間で寄せられた「燃料の入れ間違いによるトラブル」の要請件数をまとめ、発表しました。
2018年12月の1カ月間にドライバーから寄せられた救援要請のうち「燃料を入れ間違えた」との申し出があったものが全国で390件ありました。ドライバーが入れ間違いに気付かず、走行不能などのトラブルとなってから救援を要請されたケースも考えられるため、さらに多いと考えられます。
ドライバーからの申告では、「(会社の車や代車など)自分の車ではなかった」「うっかり間違えてしまった」「軽自動車は軽油と思った」といったものが多く、勘違いや思い込みがトラブルにつながっていることが見受けられました。

■「燃料入れ間違い」による救護要請件数 2018年12月1日~12月31日

一般道 高速道
373件 17件 390件
  • JAFにいただいた救護要請件数であり、全国で発生したすべてのトラブル件数ではありません。

ガソリン車に軽油を入れた場合、まずはじめの症状としてエンジン出力が下がり加速が鈍くなります。そのまま走り続け供給される燃料が100%軽油だけになると、黒い排気ガスが出てやがてエンジンが止まってしまいます。エンジン始動前すぐに正しい燃料を入れ替えれば大きな問題はありませんので、入れ間違いに気づいたらJAFに連絡するなど、すみやかな対処をお願いいたします。

セルフ式ガソリンスタンドの給油ノズルは燃料の入れ間違いを防ぐため、“レギュラーガソリン=赤”“ハイオクガソリン=黄”“軽油=緑”と決められています。セルフ式給油スタンドを利用される際は、自身の乗っている車の燃料の種類と給油ノズルの色をご確認ください。また、マイカーではない車や、初めて乗る車に給油する時は、必ず車検証や取扱説明書で燃料の種類を確認するなど、給油の際は十分ご注意ください。

■参考「クルマ何でも質問箱」