JAFニュース

6歳未満のチャイルドシート使用率が初めて7割超え
全年齢層で使用率が増加

本部広報2019-19
2019年8月21日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)と警察庁は合同で、自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況、着座状況」調査を全国で実施し、その結果を公表しました。

6月1日(土)〜6月16日(日)の期間中に、全国99箇所で実施したチャイルドシート使用状況を調査した結果によると、6歳未満の子ども全体の使用率は70.5%(前年比4.3ポイント増)で過去最高でした。しかし、全国16箇所(8地域)で実施したチャイルドシート取付け状況調査によると、乳児用・幼児用のチャイルドシートが自動車に正しく(取扱説明書通りに)取付けられていたのは47.6%、また、チャイルドシートに正しく着座していた子どもは42.2%で着座状況についても課題があることが判りました。なお、各調査結果の詳細は以下の通りです。

(1)チャイルドシート使用状況調査

※本調査では、乳児用・幼児用・学童用シートを総称して「チャイルドシート」という。

  • ①調査場所 全国99箇所
  • ②調査対象 13,112人
  • ③調査結果の詳細
    • 6歳未満の子ども全体の使用率は、2年連続で上昇し2002年の合同調査開始後、初めて7割を超えました。
    • とはいえ、チャイルドシートの使用が義務付けられている6歳未満の子どものうち、およそ3割が依然としてチャイルドシートを使用していないという実態が判りました。
    • また、1歳未満(88.0%)と1歳〜4歳(72.4%)、5歳(48.0%)の使用率がそれぞれ過去最高となりました。しかしながら、5歳の使用率は依然として5割未満となっており、子どもの年齢が高くなるにつれて使用率が低下する傾向は例年と変わりませんでした。

チャイルドシート使用率の推移

年齢別チャイルドシート使用率

(2)チャイルドシート取付け状況調査

  • ①調査場所 全国8地域(北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡)
  • ②調査対象 433シート
  • ③調査結果
    • 取扱説明書通り正しく取付けられていたチャイルドシートは、乳児用・幼児用シート全体で47.6%でした。
    • なお、ミスユースでは乳児用72.3%、幼児用69.7%がチャイルドシートを固定するための「腰ベルト(シートベルト)の締付け不足」でした。詳細は添付資料をご参照ください。

チャイルドシート取付け状況調査添付資料

(3)チャイルドシート着座状況調査

  • ①調査場所 上記(2)の取付け状況調査と同様
  • ②調査対象 644人
  • ③調査結果
    • 取扱説明書通り正しく着座していた子どもは、乳児用・幼児用・学童用シート全体で42.2%でした。
    • 乳児用・幼児用シートのミスユースの多くは「ハーネス(チャイルドシートの子ども用ベルト)の高さ調節と締付けの不適正」、学童用シートは装置に対する使用時期が早すぎる「体格不適合」でした。詳細は添付資料をご参照ください。

チャイルドシート着座状況調査添付資料

JAFでは、引き続き子どもの車内での安全を守るため、適正なチャイルドシートの使用に関する啓発活動を積極的に進めてまいります。

■添付資料:チャイルドシート使用状況全国調査結果2019年
ダウンロードはこちらから。→http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/data/pdf/crsdata2019.pdf
■参考ページ
●はじめてのチャイルドシートクイックガイド
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/index.htm
●ジュニアシートはもういらない?
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/junior_seat/index.htm

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