JAF NEWS RELEASE 本部広報96-14
平成8年9月19日

着用率は上がったが、地域差大きい
〜JAFのシートベルト着用率調査〜


 シートベルトを着用しているドライバーは71.1%で、前年より2.0ポイント向上しているが、依然地域によって着用率に大きな差があることがJAF(社団法人日本自動車連盟)の調査で分かった。

 JAF(社団法人 日本自動車連盟 会員数1,199万人)では、9月3日(火)から5日(木)の間のそれぞれ1日、全国主要一般道路の著名な交差点79カ所で朝の通勤・通学時間帯を中心に5万2416台についてシートベルトの着用状態を調査した。この調査は1990年から毎年行っているもので、今年で7回目となる。

 それによると、全ドライバーの全国平均着用率は71.1%で、前年より2.0ポイント向上した。また、助手席同乗者も含めた平均着用率も69.6%と、前年より2.0ポイント上回っており、全体的にシートベルトの着用率が向上していることがうかがえた。

 ドライバーの着用率を都道府県別にみると、着用率が最も高かったのは香川県で96.0%。これは平成6年から「シートベルト着用日本一運動」を実施し、警察が徹底的な指導と取り締まりで取り組むとともに、3年間の県民ぐるみの着用運動の成果とみられる。次いで山形(92.8%)、大分(90.7%)などが上位を占めた。前回まで4年連続でトップだった長崎は今回4位にとどまった。反対に最も低かったのは徳島県で42.0%。次いで京都(50.9%)、和歌山(51.1%)だった。

 前年に比べて着用率が向上した県は、愛媛29.2ポイント増をトップに、山形15.4ポイント増、香川14.6ポイント増と続き、全国的にみても39都府県でプラスとなった。逆に、着用率が低下した県は徳島(9ポイント減)、青森(7.9ポイント減)、高知(3ポイント減)など7道県に上った。

 トップの香川と最下位の徳島では差が54ポイントと依然地域間による格差は大きく、全国的には向上したとはいえ今後の課題として残されている。

 シートベルト着用が事故の際の生死を分けるといわれる。今後もJAFはシートベルト着用の重要性をあらゆる機会に訴えていくことにしている。

一般道路におけるシートベルト着用実態調査報告