JAF NEWS RELEASE 本部広報96-17
平成8年10月25日

チャイルドシートの着用率は7.9%
〜子供の体格にあった安全装置を〜


 JAF(社団法人 日本自動車連盟)は、秋の全国交通安全運動期間中の9月23日(秋分の日、ただし一部地域のみ9月29日)、全国21カ所の高速道路料金所と一般道路で、幼児を同乗させている車4,970台(普通車以下、トラックは1トン程度まで)について、乗車実態の調査を行った。

 この調査は、幼児を車に乗せる時の座席の位置や、チャイルドシートを使用しているかどうかなど、実際の乗せ方を知ることを目的に、昭和63年(1988年)以来2年ごとに実施しており、今回が5回目。

 年齢が8歳以下と推定される幼児を乗せている車について直接観察・記録した。

 その結果、以下のような実態が確認された。

◎全幼児のチャイルドシート着用率は7.9%(2年前は7.7%)と、前回調査時よりわずかながら上昇したが、依然低い率にとどまっている。地域別では、関東の13.2%(同9.9%)、関西の9.6%(同6.7%)、九州の8.0%(同5.9%)、四国の7.5%(同2.1%)などでは、前回調査よりも数ポイントの上昇が見られたが、東北・中部は前回を下回っている。年齢別に着用率をみると、推定0〜2歳児では30.4%(2年前は21.9%)、3〜5歳児では4.4%(同5.5%)、6〜8歳児では1.2%(同1.1%)であった。0〜2歳児では8.5ポイントと改善が著しかったが、年齢の上昇とともに着用率が低下している。
◎一方、好ましくない乗せ方として、大人用シートベルトを着用していたケースが9.1%(2年前は6.6%)もあった。幼児が大人用のシートベルトを着用すると、ベルトが首にかかるなど、逆に危険な結果を招くことがある。

 また、「そのまま座席に(68.0%)」や「同乗の大人にダッコ (15.0%)」など危険な乗せ方が圧倒的に多かった。

 JAFではチャイルドシートのように子供の体格にあった安全装置を必ず使用するよう子供の正しい車への乗せ方を広く訴えることにしている。