JAF NEWS RELEASE
本部広報98-19
平成10年6月25日


子供のほとんどが非着用乗車
〜 チャイルドシート着用率8.3% 〜


 自動車乗車中の子供(推定年齢8歳以下)のうち、チャイルドシートを着用していたのは8.3%にすぎないことが、このほどJAF(社団法人 日本自動車連盟)が行った「チャイルドシート着用実態全国調査」で明らかになった。
 この調査は、ゴールデンウィークを含む5月2日から10日までの土・日・祝日に、各都道府県の遊園地や動物園など子供連れが訪れる施設の駐車場入口、全国49所で行った。
 調査方法は聞き取りを交えた目視調査。推定年齢8歳以下の子供を乗車させている自動車を対象に、約1万5千人の子供の乗車状況について調査した。
 調査結果は、チャイルドシート着用率が8.3%。これを年齢別でみると、「0〜12月の乳児」が31.4%と最も高く、「1〜4歳の幼児」が8.5%、「5〜8歳の幼児および児童」が1.0%と、子供の年齢層が高くなるにつれて、着用率は低下する傾向にある。
 一方、非着用の内訳は、「そのまま着座」が69.1%、「抱っこ」が17.1%、「大人用シートベルト着用」が5.5%となっていた。万一の際は、これらいずれの乗車方法でも子供を守ることはできないことが、各種のデータからわかっている。
 JAFは、子供を持つドライバーを主な対象に、安全小冊子『さぁ、チャイルドシートだ!』を17万部配布するなど、チャイルドシートの普及、着用促進活動を積極的に展開していく。




●子供の乗車状況の実態
'98 JAF「チャイルドシート着用実態全国調査」報告書より抜粋


チャイルドシート着用結果
  推定年齢 A 推定年齢 B 推定年齢 C 全体
乗車人数 1,371 8,527 4,500 14,398
着用人数 430 722 43 1,195
着用率(%) 31.4 8.5 1.0 8.3
※着用率は小数第2位以下を四捨五入




*本調査では目視調査であることを勘案し、調査対象となる子供を便宜的に下記A、B、C に分類した。
 推定年齢 A:乳児用ベッド等の着用が適当と考えられる0〜12ヵ月の乳児
 推定年齢 B:幼児用シート等の着用が適当と考えられる1〜4歳の幼児
 推定年齢 C:学童用シート等の着用が適当と考えられる5〜8歳の幼児および児童
 
 
年齢層で見た子供乗車状況(構成率 %)
  全体 推定年齢 A 推定年齢 B 推定年齢 C
チャイルド
シート着用
8.3 31.4 8.5 1.0
そのまま着座 69.1 12.0 68.9 86.6
大人用ベルト着用 5.5 1.2 4.0 9.8
抱っこ 17.1 55.5 18.6 2.6
※構成率は小数第2位以下を四捨五入


現在、セーフティデータ内の調査結果は、96年までのものです。
データの更新は7月中旬頃を予定しております。