JAF NEWS RELEASE
本部広報98-28
平成10年9月30日


環境を加味し自動車税制を見直せ
〜JAFが税制改正の要望書〜


 JAF(社団法人日本自動車連盟・泉勝会長)は、来年度の予算編成を前に9月30日、自動車に関する各種の税の簡素化や環境負荷の少ない車両への税の軽減などを求めた「平成11年度税制改正に関する要望書」をまとめ、各政党に配布を始めた。引き続いて全国会議員及び、関係省庁、関係団体等に提出し、改善を求める。

 現在、自動車には数多くの車種区分のもとに9種類に及ぶ諸税が課せられている。そのうえ、自家用乗用車は他の車種に比べて、高い税を負担させられている。要望書では、こうした税制を改善し、簡素、公平にすることを求めている。

 また、地球環境保全の見地から自動車に対する二酸化炭素(CO2)などの排出物の削減、省資源などの課題があり、低公害車など環境にやさしい車に対する税の軽減を求めているのが特徴。

 要望書では、こうした事情を踏まえ、次の7項目を要望している。

  1. 自動車税を見直し、自動車の取得段階並びに保有段階においてそれぞれ1つの税になるよう簡素化し、環境負荷の少ない車両への税の軽減を加味した公平な税制に改善せよ。
  2. 走行段階の燃料税については一元化し、負担の公平化を図れ。
  3. 道路特定財源制度を堅持し、「第12次道路整備五箇年計画」の遂行と、一般財源の投入に努めよ。
  4. 地球環境保全のため、低公害・低燃費車に税制上の措置を導入してほしい。
  5. ITS(高度道路交通システム)の対応車に税制上の優遇措置を検討せよ。
  6. 車検期間を残して登録を抹消した車には残存期間相当分の自動車重量税を還付せよ。
  7. 自賠責保険及び任意保険の保険料を所得控除の対象にしてほしい。