冠水路でクルマが突然止まったら?
最近では多発するゲリラ豪雨のため、冠水した道路でクルマが水没するという事態もめずらしくありません。クルマは冠水に弱いので、冠水した道路を走る場合は低いギヤでエンジンの回転数を落とさずに速度を控えて走ります。深い水溜りのように見える場所には入らず、できる限り迂回しましょう。
運転中に冠水路でエンジンが止まってしまった場合は、エンジン内部まで水が侵入していることが考えられます。この場合、ウォーターハンマー現象によりエンジン燃焼室のシリンダーが破壊されるので、無理にエンジンをかけてはいけません。車両を移動させる場合は、シフトレバーをニュートラルにして、周囲の安全を確認しながら押して移動させます。
冠水して止まってしまった場合は、電気系統のショートによる火災を防ぐためにも、水が引いたあとにバッテリー端子を外しておきます。キースイッチが切れた状態であってもバッテリーが接続されていれば、常にバッテリーの電流は流れている状態にあります。真水よりも電気を通す性質が強い海水の場合、腐食で電気配線がショートすると自然発火を起こし、車両火災を引き起こす可能性があるのでとくに注意してください。
車両の措置については、JAFのロードサービスや販売店に相談してください。ハイブリッドカーや電気自動車が冠水や浸水した場合は、直ちに取り扱い販売店に連絡しましょう。

集中豪雨時には、高架下のアンダーパスなど周囲よりも
低く冠水しやすい道路はなるべく通過しないようにしましょう。
万が一、冠水路にはまってしまった場合も、まずは落ち着いて状況判断してください。
2008年9月現在
参考資料) 日本自動車工業会 安全運転講座
http://www.anzen-unten.com/home/trouble/tr01.html
