<新卒採用> 総合職

私を変えた成長の軌跡IT・システム系
山口 竜雅

IT・システム系
本部システム部
運用管理課
Tatsunori Yamaguchi
山口 竜雅
(2011年入社)

入社後、福岡支部でロードサービス、会員事業を各2年ずつ経験。東京のシステム部へ異動して2年目となる。

緊急事態にも冷静な対応で前線をバックアップ
JAF会員を、JAF職員を守るために邁進する

帰宅直前の夜7時。オフィスには山口と課長だけが残っていた。デスクを片づけ、PCの電源を落とそうとしていたときだった。静まり返った空間に電話が鳴り響いた。
こんな時間にトラブル発生か!? 緊張が走る。即座に山口は受話器を取った。

「今、どこかでネットワークの障害が起きていませんか? インターネットにつながらず、共有のファイルサーバーにも入れないんです」相手は、C支部の職員・田村からの問い合わせだった。
「ちょっと調べてみます」
受話器を肩に挟んで、目の前のPCに向かう。電話口で詳しく状況を聞きながら、ネットワークを確認する。この職員のPCだけの問題か、あるいは他支部にも同様の障害が出ているのか……。障害の範囲を切り分けていく。試しに、他支部のネットワーク状況を確認した。よかった。他支部へは問題なくつながっている。
だが、田村のPCに応答を求めるも反応がない。もっと、ずっと手前で弾かれる。田村のフロア全体か? ビル全体か? 再度トライすると、ビルに入ってすぐの機器までは行けるが、その先はもう入れない。どうやらビル全体がネットワーク障害に見舞われているらしい。
このビルに勤務する職員はおよそ230名。そのすべての端末がネットワークにつながらない状態で翌日まで持ち越すと、業務に多大な支障が生じてしまう。それだけは避けなければならない。

トラブル対応は臨機応変に、解決までは気が抜けない

まず山口は田村に、問題箇所を特定するため、PCでの確認操作を依頼した。ネットワークがつながっていれば、山口の部隊は遠隔操作で職員のPCを操作できる。通常のPCサポート業務はたいてい遠隔操作で行っているが、しかし今回は、そのネットワークがつながらないため、遠隔操作はできない。自身も目の前のPCに同じ画面を出しながら、電話で田村に操作をしてもらい、障害の原因探究を進めた。
その間、約30分のやりとり。ようやく問題を起こしている機器が特定できた。

山口の見立ては、おそらく人為的なミス。電話のやりとりを聞いていた課長も同様の意見だった。どこかのフロアで通信機器の誤接続が起きているのだ。誰かがLANケーブルをハブに間違って差し込んだのだろう。田村に、実際に配線がおかしくないか、異常なランプがついていないかを目視で確認してもらうしかない。一旦、電話を切る。

電話を切った後も、山口はネットワークのつながりを確認するため、PCの画面をずっと見ていた。真っ黒な画面にコマンドを打つが、“通信できません”の連続。
もし見立て通りなら、すでに復旧してもいい頃だ。ほかにも問題があったのだろうか……。もう一度、田村の電話を反芻しながら、見落としがなかったかどうかを振り返る。いや、あそこからコマンドが通らないなら、ルータ配下の通信機器に間違いない。目視で接続を見るしかない。

時間は刻々と過ぎていく。山口はネットワークの回復を信じて、真っ黒な画面にコマンドを打ち込み続ける。
「あっ、通ったっ! 課長、ネットワークが回復したみたいです」
ようやくつながったのは、9時半を回っていた。
「お疲れさん、山口」と課長に言われて、緊張が少しほどけた山口。安堵のため息がもれた直後、田村から電話がかかってきた。

犯人は、6階フロアのハブで発生した通信機器の誤接続だったと田村は言う。異常を知らせるランプが点いていたので、引っこ抜いたそうだ。山口は知っていた。このビルは1本の線が各フロアに分かれて配線されているため、1か所で通信機器の誤接続が起こるとビル全体に影響を及ぼしてしまう。トラブルを最小限に防ぐためには、フロアごとに独立したLANを設け、そのうえで対策機能を持つハブに変えるかすべきである、と田村に伝えた。
その日の業務は、ようやく終了した。

JAFが好き。だから、どんな業務にもやりがいがある

山口は大学時代、JAFに救援依頼をしたことがある。そのときの隊員の印象が、山口には鮮烈だった。どうにもならないだろうと思っていた落輪を、いとも簡単にウィンチで引き上げ、えらぶるでもなく、恩着せがましくもなく、まったく当たり前だという涼しい顔で引き上げていった。心を持っていかれた。JAFロードサービス隊員になりたい! 山口の人生が決まった。

その夢を叶え、入社して2年間はロードサービス隊員として現場で活躍していた。毎日が本当に楽しかった。夢中で仕事をしていた。

そんな山口も現場を離れて事務職になった。そして2年前、高校・大学とシステム系で学んだ山口に、会社はシステム部運用管理課への異動を命じた。

今の山口の業務は、コンピューターシステムの運用・管理・保守という、前線で働く職員を支える縁の下の力持ち的存在。JAF会員1860万人(*)のデータベースを守り、およそ3500人の職員のイントラネットを守る。そして、年間250万件の車のトラブルに遭ったお客様にすばやく配車するシステムを守る。ロードサービス現場を離れても、やはり今でも救援活動に携わっている。山口はそう思って、今日もPCに向かっている。

※支部名等は架空のものです。(*)2016年12月現在

システム部の業務
基幹システムの管理・運営

JAF会員1860万人※のDB管理・運営を行っています。

CRMの整備

CRMとは、Customer Relationship Manegementのこと。JAF会員は1860万人※いますが、それらをマスとしてとらえずに、会員一人ひとりに合わせたサービス提供ができるような基盤整備を行っています。

※2016年12月現在

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