救援業務(ロードサービスの仕事)

安心を届けるJAF隊員の仕事

クルマの故障や事故・トラブルの現場に急行し、救援するのがJAF隊員の仕事です。自動車ユーザーに「いつでもどこでも、困った時には助けてくれる」という安心感を提供し続けています。

救援業務について

バッテリー上がりやキー閉じ込み、エンジントラブルなど、お客様のさまざまなトラブルに対応します。

バッテリー上がりやキー閉じこみ、エンジントラブルなど、お客様のさまざまなトラブルに対応します。

パンクの程度を診断、補修したりタイヤ交換作業を行います。安全かつ迅速、そしてお客様の安心が第一。

パンクの程度を診断、補修したりタイヤ交換作業を行います。安全かつ迅速、そしてお客様の安心が第一。

現場での応急修理が難しい場合は、修理工場まで牽引します。困難な状況でも、最善の対処を模索し続けます。

現場での応急修理が難しい場合は、修理工場までけん引します。困難な状況でも、最善の対処を模索し続けます。

研修制度も充実し、現場では二輪車の搬送や救援に特化したサービスカーが導入されています。

研修制度も充実し、現場では二輪車の搬送や救援に特化したサービスカーが導入されています。

ロードサービスの魅力

愛知支部名古屋中央基地 中垣有喜隊員

JAFのロードサービスは困っている人を直接助けられる仕事です。お客様はトラブルに遭われて我々を呼ぶわけですが、現場で対処した後には「ありがとう」と言っていただけるし、「嫌なことがあったけど、良い思い出になった」と言われたこともあります。そうしてお客様に喜んでいただけるのは嬉しいことですし、JAFのいいところです。あと、女子の後輩ももっと欲しいです!

いろいろなメーカーの車やバイクに触れられるので、機械好きにはそれも魅力のひとつだと思います。

(愛知支部名古屋中央基地 福岡有喜隊員)

<2017年12月>

京都支部京都基地 茂見広大隊員

ロードサービスの仕事は、基本的にはひとりで現場に出て自分ひとりで作業を完結させなければなりません。大変なこともありますが、車の調子の悪い原因を究明するのは、やりがいもあるしおもしろい仕事です。そして自分の手でお客様のトラブルを解決してお客様が喜んでいただけると、こちらも嬉しくなります。

お客様は職業も年齢も老若男女さまざまな方がいらっしゃいます。普段は会わないような方とお会いしてお話できるのも良い経験になると思います。

(京都支部京都基地 茂見広大隊員)

<2018年1月>

救援業務の役割

救援コールを受けたコールセンターからの指令により、お客様のもとに駆けつけるのがJAFロードサービス隊員の仕事です。さまざまなトラブルに対処するため、幅広いスキルが求められますが、お客様のお役に立てたことをその場で感じられます。

また、お客様の言葉やわずかな情報から故障の原因を見つけた時の喜びは、身につけた技術を存分に活かしていることを実感できる、ロードサービスならではの醍醐味です。もちろん救援作業に際しては、安全かつ迅速であることを心がけ、周囲の車や歩行者等への配慮も怠りません。

ロードサービス隊員へのインタビュー

東京支部 ロードサービス隊 港基地
猪狩 拓海(いがり たくみ)
(2019年入社)
高等専門学校の自動車整備科を卒業したのち、18歳でJAFに入社。現在は東京支部ロードサービス隊 港基地に所属。

あの日、助けてくれた隊員の後ろ姿に憧れて

幼少期から自動車好きだったこともあり、学生時代は高等専門学校で自動車整備について学びました。その後、卒業を間近に控え、いざ就職活動となった際に脳裏に浮かんだのが、在学中にJAFのお世話になった出来事。バイクで走行中に突然、エンジントラブルに見舞われて不安な気持ちになっていたのですが、駆けつけてくれたJAF隊員の適切な作業と親切なアドバイスのおかげで、また無事に走り出すことができました。私の目には、作業を終えて颯爽と去っていく隊員の後ろ姿が、ヒーローのように映ったのです。これをきっかけに抱くようになった「人を助ける仕事がしたい」という思いを実現させるべく調べるうちに、JAFでは災害時の特別支援隊派遣や交通安全活動など、通常のロードサービス以外の社会貢献活動も積極的に行っていて、様々な人助けができることを知りました。こうして私は周囲の多くが自動車整備士の道に進んでいく中で、JAFへの就職を決めて今に至ります。

特別支援隊を目指してスキルアップに努める日々

ロードサービス隊員は基本的に1日中現場にいます。勤務形態は日勤と夜勤のシフト制で、単独出動が基本。装備品のタブレットへ本部から届く出動要請に応じて、現場から現場へと移動し、車の故障修理やアドバイスといった業務を行います。また、空き時間を活用して事務作業や車両・資材の整備点検を行なうこともあります。通常業務以外にも時にはイベントに参加して、ロードサービス技術やレッカー車の魅力を伝えるのも仕事のひとつです。災害時に出動する特別支援隊も、JAFの重要任務となっています。全国から経験豊富かつ優れたスキルを備えた隊員が選ばれるのですが、志願者も多く、私にとって憧れの存在です。私はまだ経験が浅く、先輩方のアドバイスに助けられている部分も多いので、今後は逆に誰かの助けになれるよう日々のスキルアップに努めてます。

キャリアアップに繋がる各種免許取得をサポート

JAFは全国に拠点があるため、転勤の有無が気になる方も多いと思いますが、勤務地域限定制度により、配属の範囲として全国可能か、地域を限定するか、希望が出せるので、自分のライフイベントに合わせて働くことが可能です。寒冷地や海沿いなど、勤務エリアによって救援内容も変わってきますので、各地に配属された同期と連絡を密に取り合ったりと、情報交換は欠かせません。ちなみにロードサービス隊員の業務には、レッカー車などの作業車両を運転するための準中型運転免許・中型運転免許が必要です。ただ、未取得でも安心してください。免許取得費用が一部支給される制度があります。それ以外にも、様々な資格取得の補助が受けられますし、今後のキャリアアップにも繋がるはずです。また勤務時間が長く大変だと思われがちですが、就業中の休憩時間や有給休暇はしっかり取れますし、福利厚生面はしっかりしています。なのでプライベートでは趣味を満喫している同僚も多く、私自身もシーズン中は毎週のようにスノーボードを楽しんでいます。

学んだのはコミュニケーションの重要性

この仕事をしていて何よりも嬉しいのが、お客様からいただくお手紙や感謝の言葉です。初めて1人で担当した現場はすごく緊張しましたが、お客様からの「ありがとう」の一言に、すごくやりがいを感じました。では、もっとお客様に喜んでもらうためにはどうすれば良いか。そこで学んだのがコミニュケーションの重要性です。現場は1件ごとに状況も車種も内容も異なるので、お客様に対してのみならず、隊員同士でも密にコミュニケーションを取りながら助け合うことが必要です。これによって日々の業務が円滑に進み、その分、1人でも多くのお客様に喜んでもらえるのです。その場のトラブルを解消するだけではなく、不安を取り除き、その後も安心できるようアドバイスし、いかにお客様に満足してもらえるかが大事。自動車が好きであるにこしたことはありませんが、それ以上に人とコミュニケーションを取ることが好きな方が向いていると思います。

ある1日のスケジュール(昼シフト 8:00出社の場合)

08:00 出社・救援要請内容の確認 制服に着替えて、タブレットに届いた救援要請内容を確認
出動・作業 基本的に1日に6件〜7件ほど作業をこなす
12:00 昼休み(60分) 事務所にいる場合は簡単な自炊、出動中はコンビニや飲食店で手早く済ませる
17:00 帰社 基地に戻り、装備品などの片付け
18:00 退社 退社後は自宅(実家)で夕食をとり、自由時間

<2022年3月掲載>

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