JAFストーリー

Episode 98 妙義山の写真

辻村啓 隊員 30歳。 藤岡基地。

辻村啓 隊員 30歳。
藤岡基地。
身長188cm。「お客さまのために作業しているという気持ちを忘れないように心がけています。先輩たちに追いつけるように」

動画を見る

群馬県/山口花子さん 64歳

山口花子さんは、旦那さんが4年ほど前に会社を定年退職してから、よくふたりでドライブをするようになった。以前は自分も運転したが、いまはもっぱら助手席に乗っている。

「寝るだけです、私は」

今年の2月はじめ、早朝に妙義山に行った。旦那さんは、このところ一眼レフカメラでよく写真を撮る。そのときも、雪が降った翌朝の雪景色を撮ろうと出かけたのだ。

中之嶽神社前に第1駐車場があり、その下の一般道を少し入ったところに第2駐車場がある。その先に車を止めて、数枚、写真を撮った。

「そこには、ほかのかたがたも車を止めてあったんです。私たちは、ちょっとずれて、カーブのほうに止めたんです」

すでに何人かの写真愛好家が来ていた。彼らの車はどれも車高の高い四輪駆動車。山口さんの車は普通乗用車だ。

写真を撮り終えて、車を発進させようとしたが、タイヤが空転して動かない。近くにいた数人のひとたちが手助けしてくれたが、どうにも動かなかった。

JAFを呼んだ。

やってきたのは、辻村啓隊員。一般道から少しはずれた現場は、風景が違っていた。

「ずっと溶けずに残ってた氷が何層にも重なっているような状態でしたので、路面としてはきびしい状況でした」

山口さんには、辻村隊員がとても若く見えた。

「こんなに大きい……うちの息子も大きいんですけどね、190くらい? 若かったですね。20歳くらい?」

辻村隊員の身長は188センチ。年齢は30歳。とても若く見られていたという話をすると、明るく笑った。

「レッカー車で吊り上げて、けん引をするという方法もあったんです。けれど、坂も急だったもんですから、スリップする危険性が高かったので、けん引は困難ではないかと判断しました」

辻村隊員は、第1駐車場で、レッカー車にチェーンを装着した。そして、徒歩で辻村さんの車の周囲を確認した。

「お客さまがはまってしまっている状況を、まず自分の足で見に行きました。現場の様子を見て、作業をおこなっても大丈夫な路面なのか……もし車が入れなければ、手作業でできる道具も積んでますので、そういった道具に切り替えて手作業でおこなうというのも、よくあります」

辻村隊員が選択したのは、背後からウインチで引き出し、車の向きを変え、タイヤに簡易的なチェーンを装着し自走してもらうという方法だった。

「ところどころ、きびしい路面も何か所かありましたので、ちょっと砂をまいたりして、なんとか坂の頂上のほうまで脱出させました……」

山口さんの車は、もちろんスタッドレスタイヤだった。

「スタッドレスタイヤですと、平坦な一般道を走るぶんには問題ないかと思うんですけども、急激な坂道ですとか、アイスバーンになってるところでは、あんまり過信はできないのかなと思いますね」

雪道は、JAF隊員でも気をつかう。みなさんも、これからの季節、安全運転を。

(写真・文=松尾伸弥)

ご入会はこちら 色々選べる入会方法

困った! JAFを呼びたい!

  • JAFロードサービスとは
  • 料金のご案内
  • ロードサービスご利用に際してのお願い
  • お客様の安全を守ります
  • ご利用時の安心サポート
    • プラスワンサービス
    • ワンポイントアドバイス
    • サポートサービス
  • ロードサービス ご利用上の注意
  • 自動車損害保険加入者への優遇サービス
  • 動画で見るロードサービス
  • トラブルの傾向と対策
  • データで見るロードサービス
  • ロードサービスのあゆみ
  • ロードサービスカーのすべて
  • 特別支援隊による災害救援と訓練
    • JAFロードサービス隊員の東日本大震災
  • JAFストーリー
  • EV(電気自動車)の取り扱い
  • ロードサービスご利用者アンケート 回答はこちら
このページのトップへ